本田技研工業株式会社 埼玉製作所
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現場ニーズに徹した生産管理システム

バンパー製造ライン
埼玉製作所では、こうしたサブラインのフレキシビリティを確立するために、製造プロセスについては自動化を推し進めながら、その生産管理については、技術者の高度な判断を重視する体制をとってきました。しかし、堅調に業績を向上させている本田技研工業では、その生産管理において扱うデータも膨大になり、生産管理技術者に多大な負荷がかかっていました。そこで同製作所では、2003年(平成15年)12月、バンパー製造ラインにおいて、生産管理における精度向上と技術者の負荷軽減を求めて、新たな生産管理システムを構築しました。
「プラスチック課には、多様なバンパーを樹脂成形加工してメインラインに提供していく上で、これまで現場独自で蓄積してきた高いノウハウがあります」(鮫川主幹)
埼玉製作所が求めるバンパー製造ライン生産管理システム構築に当たり、山武では、埼玉製作所の独自ノウハウから当然生まれる高度なニーズについて徹底したヒアリングを行いました。本田技研工業らしい熟練技術による精緻な生産管理のためには、いわゆるパッケージ型の標準プログラムではなく、現場ニーズに徹した生産管理システムを構築する必要があると考えたからです。
「自動車製造ラインの専業メーカーが提供する標準品とは異なる、我々が望んでいたシステムが構築できたと喜んでいます。山武の徹底したヒアリングで臨んだ“粘り”が生んだシステムともいえるでしょう」(
日々、変化の多い製造指示が流れてくる中での生産計画展開に必要な、高度で熟練した判断と技術を柔軟に吸収することのできるスケジューリングソフトを核とし、他業界における豊富なソリューション経験を生かして、山武はバンパー製造ラインにおける生産管理システムを構築しました。
「これまで、次ラインへの投入時限最適化を図るためには、在庫を保持する必要もありましたが、バンパーのような大型成形品では在庫を保持するのも難しい状況でした。しかし、現場の生産状況をリアルタイムに把握することが可能なこのシステムでは、在庫を持つことなく、極めて柔軟な対応が図れます」(遠藤主任)

ホンダを代表する
人気車種 オデッセイ
この記事は山武グループのPR誌Savemation(セーブメーション)2004年12月号に掲載されたものです。
