鹿児島県工業技術センター
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Harmonas™の幅広い活躍

Harmonas™の画面上には、プラントがそのまま
描画されており、状態が目で見てすぐに分かる
今回の微粒シラスバルーン製造装置におけるHarmonas™の導入は、こうした多様な場面における活用で蓄積された経験と、山武が計測と制御100年に及ぶPA(プロセスオートメーション)制御で高度化してきた技術に基づいたものだったといえます。
鹿児島県工業技術センターでは、これまでも他部門において山武の制御技術を活用してきました。今回の微粒シラスバルーン製造装置については、同センターにおける山武の実績と信頼がベースにありました。
微粒シラスバルーン製造装置は、炉内直径が135mmと小型で、製造能力も1時間あたり10kg程度です。しかも原料投入ホッパーを徐々に大きくしながらその製造量を増やしているなどの点では、まさに実験プラントといえるでしょう。実験プラントは一般に、パラメータの変更が多く、プラントチューニングにおける制御負荷の高いものだとされています。今回のシステム構築において山武は、共同研究ともいえる立場から、装置の設計製造における研究者ニーズを掘り下げて聞き取りを行いました。制御プロセスに求められる実質を十分に把握した上で、制御アルゴリズム構築を行い、精度ならびに安定性の高い制御を担うことができたのです。
と同時に、そのプラットホームとなったHarmonas™は、利用現場ごとに最適化された汎用アプリケーションソフト搭載のみならず、こうした独自のアルゴリズムに基づく制御システムを搭載することが可能な幅広い機能を有しています。
鹿児島県工業技術センターでは、この微粒シラスバルーン製造装置を、微粒と粗粒を同時に製造することのできる機構を盛り込むことで、より精度の高い微粒シラスバルーンの製造効率を上げながら、同時に粗粒バルーンの製造も行うという生産効率のよい装置改造を目指しています。こうした同センターの次へ向けた研究開発の中で、Harmonas™は、これまで以上に、その幅広い力を発揮していくことになると思われます。


実験装置や制御盤には、山武の発信器やバルブ、
温度調節計などの機器が多用されている
この記事は山武グループのPR誌「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の
2005年2月号に掲載されたものです。
