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株式会社 サンリオピューロランド

Page1. 全天候型テーマパークに快適と省エネをBEMSが提供
Page2. きめ細かな制御が可能にした快適さと省エネの両立
Page3. お客様紹介

きめ細かな制御が可能にした快適さと省エネの両立

建物内の空調設備や熱源装置、電源設備などの各種設備の導入と総合的な制御・監視によって優れた環境と省エネルギーを実現してきたのが、山武のビルディング・オートメーションシステムです。中でも、規模の大小や建物の種類や目的を問わず、継続的な省エネルギーを建物の運用管理によって実現しようとするのが山武のBEMS(Building Energy & Environment Management System)です。

今回のサンリオピューロランドの案件においても、環境に対する負荷低減を目的にエネルギー使用量を削減し、さらにお客さまへの安全で快適な環境の提供を実現するために、山武のBEMS機能をはじめ、各種省エネルギー制御システムが採用されています。中央監視装置にはsavic-netEV model30を導入し、各システムを統合的に監視・制御しています。さらに、サンリオピューロランドの社員が積極的に設備の運営・管理を行えるように、過去の運営データの分析や日常業務を支援するBMS(Building Management System)機能も併せて導入しています。

同施設の省エネ化改修におけるポイントは、オープンシステムへの転換と既存設備の更新を最小限に抑えつつも、最大限の省エネ効果を実現するという点にあります。そのため、熱源機器や空調設備といった従来設備の更新ではなく、制御装置の改修と効率的な運営・管理の実施による省エネルギーの実現が求められていたのです。こうしたニーズは、コスト面や設備の減価償却期間などに起因することが多く、多くの事業者が似たような悩みを抱えています。今回の案件では、そうした制約を踏まえた解決策の立案が山武に問われていたのですが、この課題に対して山武は、豊富なBA技術と省エネルギーと快適性の両立を追求してきた制御ノウハウを生かすことで応えています。具体的な施策としては、外調機のピーク負荷運転時をインバータの100%運転とし、負荷状況に応じてインバータを制御する外調機変風量制御や、空調機の給気ファンと還気ファンの風量を還気温度に応じてインバータで制御することでファン搬送動力の低減を図る空調機変風量制御、ほかにも外気温に応じて冷却水の流量を調節する冷却水変流量制御や空調機CO2制御を導入しています。

また、各設備機器の運転管理をより細かく積極的に行うため、BEMSを活用して区分ごとのエネルギー使用量や負荷の頻度分布を把握。運転時間や室内環境、各機器の運転効率を積極的に制御・管理できるようにしています。こうした細かな制御を積み重ねることで、2003年(平成15年)8月から2004年(平成16年)3月までの約半年間で、一次エネルギーの使用量を前年比8.4%まで削減でき、1年間の想定削減量も11.5%程度になると期待しています。また、二酸化炭素の想定排出量についても13.5%の削減が期待でき、非常に満足できる成果を出すことができました。

BMS機能を活用することで、日ごとの電力量や、一日における電力使用のピークなどをグラフ化して見ることができます。
BMS機能を活用することで、日ごとの電力量や、
一日における電力使用のピークなどをグラフ化して見ることができます。

電力日負荷曲線
電力日負荷曲線
電力量(夜間/昼間)
電力量(夜間/昼間)


この記事は山武グループのPR誌「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の
2005年1月号に掲載されたものです。

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