京葉ガス株式会社
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エネルギー事業者が取り組んだ防災供給センターの徹底した省エネルギー

常時、安全確実なガス供給を見守り、
災害など有事の際には司令塔となる
供給指令室

防災供給センター
防災供給センターの使命は、24時間・365日、間断なくガスを安全確実に供給するために、全エリアの供給コントロールを的確に行う点にあります。また、大地震などの災害時には、緊急遮断などを迅速に施し、二次災害防止に努めることが大変重要です。
「これまでも当社にはその使命を担うセンターが工場内に設置されていました。今回その機能を強化し、非常時に十分備えられるよう、免震構造の独立した建物として、新たに『防災供給センター』を建設しました」(総務グループ 星野課長)
新たなセンターは、従来以上の設備によって、日常的な安定供給の監視と、防災時の緊急対策を幅広くかつ迅速に行えるよう設計されています。また、京葉ガスでは、新たな防災供給センター建設にあたり、もうひとつの社会的責任であるCO2削減などの省エネルギー課題に対しても、エネルギーインフラ事業者として、徹底した取組みを行っています。
「自己満足的な設備設計ではなく、国家目標であるCO2の削減に、エネルギー事業者として寄与できるよう、省エネ性の高いシステムの導入を目指しました」(エネルギーサービスグループ 吉岡マネージャー)
設計段階から、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助金取得の採択基準となっている省エネ率15%をクリアするために、ガスコジェネレーション(以下略称・コジェネ)、温水投入型吸収式冷温水機、デシカント空調機、ガスヒートポンプエアコン、BEMS、高効率照明システム(=センサ付自動調光ユニット、熱線センサ)などの設備導入を検討し、これを実現しました。
「設備単体での省エネ性や効率がよいのは当たり前です。今後重要なことは、設備稼働上のさらなる制御チューニングによる高効率運転を目指すことです。そこで、さまざまな建物のエネルギー管理に実績を持つ山武のBEMS(Building and Energy Management System)の導入を図りました」(エネルギー企画総括 三浦係長)
防災供給センターの電気・空調設備については、山武のBOSS™センターにて、24時間・365日の遠隔監視・制御を行い、その運用を確実なものとしています。また、BEMSのデータは山武のデータウェアセンターに送られ、その解析を通して、運用の効率向上に役立てられています。
「今後、すべてのお客さまに対してガスエネルギーをより付加価値の高いものとして提案していきたいと考えています。そのための大きなアピール材料となるのが、この建物で蓄積した省エネルギーへの取組みや設備の運用改善手法だと考えます。そして、エネルギーデータの収集・分析や設備運用改善手法を当社と同じ視線で考えてもらえる山武は、今後も一緒に歩んでいけるビジネスパートナーだと考えています」(吉岡マネージャー)
この記事は山武グループのPR誌「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の
2006年5月号に掲載されたものです。
