独立行政法人 科学技術振興機構 中村活性炭素クラスタープロジェクト
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IAQ実現の高度な技術と経験をクリティカル環境に注ぎ込む

CEMSの画面例

ドラフトチャンバー前面に設置された人検知センサ(矢印)
絶えず排気を行って室内圧よりドラフトチャンバー内をマイナス圧にすることで有毒ガスなどの室内への漏れを防いでいます。サッシの開度に応じ、1秒以内で給排気風量を同時にコントロールする高速応答性でサッシの開いた面の風速を常に毎秒0.5mに保ってガスを封じ込めるとともに、研究室と外部との圧力差も最適にコントロールしています。これを実現しているのが風量制御バルブです。中村教授が述べる「世界スタンダード」ともいうべき研究室内の安全性を実現しているのがこのバルブであり、これを最適稼動させる技術が山武のケーパビリティの一つだといえます。
また、人検知センサはフード前の人の在/不在を検知し、サッシが開いていても、人がいない状態では風量を下げる最適風量コントロールを行い、自動的に省エネルギーを図っています。さらに、マニフォールド方式と呼ばれるダクト設計を用意し、トータルな設計によるバランスのいい給排気を行うことで、多数のドラフトチャンバーを同時に利用しても高い安全性を実現することができ、研究者がほかの利用状況を気にせず、自由に研究に従事する環境も提供しています。また、新たにCEMS(クリティカル環境管理システム)を用意することで、各研究室の使用状況を監視し、運用の最適化を図って研究者の安全を守りながらランニングコスト低減を実現しています。これまで、ドラフトチャンバーの排気に任せて、空調設備への高負荷や、快適環境実現のために高いランニングコストを強いられてきた研究室環境に、省エネルギーによるランニングコスト削減を提供することができたのも、BA市場における、トップ企業としての実績と経験が大きく反映しているといえます。
この記事は山武グループのPR誌「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の
2006年8月号に掲載されたものです。
