日本クレア株式会社
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動物実験施設の制御・管理システムを一括受注して、トータルに技術を提供

天井内に埋め込まれた風量制御バルブ

見学コースに設けられた
クリティカル環境システム(現:研究施設向け環境制御システム)の概要
そうした動物飼育環境の清浄と安全を維持するために、換気式飼育ラックによってラック単位で飼育環境を隔離し相互汚染を防ぐシステムを用意しています。また、マニフォールド方式を採用した換気により、飼育ラックの給排気を建物側ダクトに接続して、動物の熱負荷や代謝物質は直接室外に排出し、ラック内の空気を飼育室内に排気しないため、良好な室内環境を保ったまま飼育室の換気量を抑えることで、高い省エネルギー効果を発揮します。
また、富士宮技術サービスセンターでは、薬品や細菌などを扱う検査エリアに安全キャビネットを導入していますが、ここでも、キャビネットのON/OFFによる排気風量の変化に対して、給気風量と排気風量の差を一定に保つことで、室圧バランスを保持して、交差汚染を防ぐ効果を上げています。さらに、飼育環境管理システムでは、飼育室の温度・湿度・圧力などの飼育環境を集中管理するとともに、計測データの解析による飼育改善や環境改善に役立てることが可能です。
山武では、これまで、日本クレア株式会社が医療・医薬関連の研究施設に設備導入を図る際にクリティカル環境実現のための協業を行ってきました。今回、同社が新たに富士宮技術サービスセンターを立ち上げるに際して、クリティカル環境システム(現:研究施設向け環境制御システム)のみならず、建物全体の空調管理からセキュリティシステムに至るまでトータルな設備導入を直接受注し、施工監理からシステム設置、試運転調整に至るまで、一貫した技術提供を行いました。これは、これまでの協業における高い信頼評価に基づくものだったといえます。
この記事は山武グループのPR誌「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の
2006年8月号に掲載されたものです。
