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ヴェステックジャパン株式会社

Page1. 日本の風力発電事情に適した最新遠隔監視システムを構築
Page2. 最新のネットワーク技術による最適調達と最適ソリューション
Page3. お客様紹介

日本の風力発電事情に適した最新遠隔監視システムを構築


「東京風ぐるま」の愛称で親しまれる
東京臨海風力発電所
主要先進国における首都の中で初めてとなる風力発電所が、2003年(平成15年)3月に立ち上がりました。それが「東京臨海風力発電所」です。「東京風ぐるま」の愛称で親しまれている2基の風車からなるこの発電設備がもつ能力は各850kW。平均5.4mの風があれば、およそ800世帯分の年間電力を供給できるといいます。

この風力発電所は、東京湾中央防波堤における東京都の地球温暖化防止対策プロジェクトに対して、電源開発株式会社(J-POWER)、豊田通商株式会社を核とした株式会社ジェイウインド東京が提案したものです。そしてこのプランに採用されたのが、風力発電のリーディングカンパニーとして世界各国から高い信頼を得ているデンマーク・ヴェスタス社の風力発電設備です。これら設備のシステム設計から、納入、メンテナンスは、ヴェスタス社日本総代理店のヴェステックジャパン株式会社が担当しています。

同社はこれまでも日本国内における風力発電設備77基(2003年5月現在)を納めているトップランナーで、今回の納入にあたっても、ヨーロッパとは事情の異なる日本の風力発電に最適な設備を独自に開発し、このビッグプロジェクトを支えています。

「ヴェスタスの風力発電設備は世界仕様のため遠隔監視システムは英語で構成されています。これでは国内でのオペレーティングにおいて利用しやすい環境は望めません。そこで早くからシステムの日本語化を検討してきました。と同時に、単に風力発電設備の遠隔監視だけではなく、日本の風力発電事情がもつ固有の課題に対しても、システムに組み込むことでその解決を図り、さらなる活用環境の向上を図ろうと考えたのです」(一矢氏)

日本固有の課題とは、以下のようなロギング機能です。そのひとつは、発電量・運転実績・利用率などのレポート出力です。国内の風力発電設備は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO=New Energy and Industrial Technology Development Organization) や経済産業省・資源エネルギー庁などの国庫補助金制度に支えられており、この補助金を受けた設備にはこれらのデータを報告する義務があります。また使用前自主検査として一定期間フル出力した際の機器温度変化を見る負荷試験の結果も経済産業省に提出しなければなりません。今回のシステムではそうしたデータ集計のニーズにも対応しています。さらに、事故や異常時の警報を電子メールやファックスで担当者に通報する機能も付加しました。

「日本語化や新しい機能を共同開発するためのパートナー選びのポイントは、システム構築に必要な各種機器類を世界から調達できる実力と、何よりも計測と制御に関する深い経験、そして長い期間にわたるメンテナンスをフォローアップしてくれる体制を整えていることでした。その点、山武商会は、オートメーションメーカーとして技術的評価の高い山武グループの総合力を背景として、機器の調達力やメンテナンス体制にもすぐれており、私たちが求めるベストパートナーであったということができます」(一矢氏)

環境保護が叫ばれる昨今、風力発電への注目は年々高まっています。今回、東京都心に新たな風力発電所が誕生したことを受け、施主である株式会社ジェイウインド東京より、Webサイトを通じての幅広い情報発信についても相談があったといいます。

「現在の風速、発電量などの情報を、Webサイトを通じて発信していますが、この作成は、山武グループの山武テクノシステムにお願いしました。Webカメラの設置についても提案いただくなど、大変満足度の高いサイトを構築することができました。どんな相談にもワンストップショップのように応えてもらうことができ、パートナーとして山武商会を選んで本当によかったと実感しています。また、新たなシステム開発の課題をともに取り組む機会を与えてくださったジェイウインド東京にも感謝しています」(一矢氏)

●東京臨海風力発電所 http://www.j-wind.jp/


※2008年9月以前の情報は、旧グループ名が使われているケースがあります。ご了承ください。



この記事は山武グループのPR誌「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の
2003年8月号に掲載されたものです。

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