SavemationReview一覧(1998年)
- 腐蝕速度計測技術の開発
1998-08 佐々木 俊彦
大型空調設備やプラントなどの冷却水には配管の腐蝕を抑制する薬剤が注入されている。薬剤濃度を適正に管理するため簡易的に腐蝕速度を計測する手段が必要とされている。今回,配管内部の腐蝕の進行度合を計測する手段として,3電極式分極抵抗法に改良を加えた電極を開発し,不安定な電気化学現象を解析するための信号処理方法を工夫して再現性の高い腐蝕速度計測技術を開発したので報告する。 - 高感度磁気センサを使った車両検知機の試作
1998-08 佐々木 宏、木下 靖彦
地磁気レベル以下の微小磁界を計測できる高感度磁気抵抗効果型磁気センサを使って車両専用自動ドア向けの車両検知機を試作した。この車両検知機は磁界の乱れを検出して車両の通過を検知するものであり,人間と車両とを区別し車両だけを検出することができる。今回製作した試作機は実際の現場に設置されて約1年に渡り正常な動作を続けている。本稿ではこの車両検知機の開発について報告する。 - 熱源コントローラPARAMATRIX-Vの開発
1998-08 岡 幸彦、藤村 隆司、吉村 俊哉、金井 良之
多種多様なビルの設備・運用に対応し,省施工・省調整・省エネルギーを実現する,ビル内熱源設備用の新しいコントローラを開発したので報告する。 - 180mm 打点式記録計SRF200の小形化技術
1998-08 渡辺 隆、友成 法雄
DPR500の後継機として工業用180mm打点式記録計SRF200を開発した。開発にあたって,100mm打点式記録計SRF106と同じく,お客様での使いやすさや高信頼性の追求に加え,小形化を追求した。その結果,計装パネル表面からの奥行き寸法187mm,容積比0.6,質量比0.5(いずれもDPR500との比較)という小形の記録計となったので報告する。 - マルチフィールドI DシステムWAM300シリーズにおける非接触交信技術
1998-08 坂本 隆宏、清岡 直巳、越 俊樹、加納 史朗
一般にRFIDシステムの変復調方式としては不適とされるFSKの技術課題を克服し,電磁誘導方式のRFIDシステムに適したFSK変復調技術を開発することで,従来製品に比べ,1)交信速度や交信品質の向上,2)IDタグのローコスト化,3)セキュリティの向上,4)複数IDタグとの識別交信機能,など大幅に性能,機能を向上したWAM300シリーズを製品化した。そのコア技術となる非接触交信技術について報告する。 - ファンコイル用電動ボールバルブの開発
1998-08 川端 浩史、渡邉 清彦
ファンコイル用電動バルブでは,従来からの要求事項である高信頼性に加えて,製品の低騒音化が重要なファクターになってきている。このような状況のなかで,今回ファンコイル用スプリングリターン形電動ボールバルブを開発したので,その特長と開発のポイントを報告する。 - スマート・バルブ・ポジショナ/SVP3000 Alphaplusへの要求と製品化への要素技術
1998-08 長坂 文雄、本田 善郎、赤野 信一
21世紀を直前にして,この新しい時代をリードするスマート・バルブ・ポジショナとして,今回SVP3000 Alphaplusを開発した。ここでは,幅広い市場要求を満たすこの製品の概要と構成する要素技術について報告する。 - 調節弁における耐キャビテーション技術の現状
1998-08 奥津 良之
高圧の液体をあつかう調節弁ではキャビテーション現象に対する設計配慮が必要である。しかし,ポンプや蒸気タービンなど,他の流体機械に比べ調節弁についてのキャビテーション研究事例は少なく,さらなる有意なデータの蓄積が望まれる。ここでは筆者が関与してきた調査結果を報告する。調節弁内部流の観察を介し,キャビテーション発生パターン,および振動・騒音・壊食との関係を考察する。また,山武における耐キャビテーション弁製品例を紹介する。 - プラント安全運転のためのヒューマン・インタフェース技術
1998-08 鈴木 伸、藤井 達也、増子 正、佐武 誠二
人間と機械のインタフェースでは,古くからマン・マシーン・インタフェース(MMI)と呼ばれて,機械を人間にとって使いやすく人体に無理がかからないものにする研究がされてきた。しかし,最近のヒューマン・インタフェース(HI)と呼ばれているものは,そのような研究の伝統をふまえて,さらに人間の知的な部分に関わるものである。次世代のヒューマン・インタフェースのあり方を研究しコアとなる技術を開発するプロジェクトを実施したので,その報告をする。 - 画像による粒度分布計測制御システムhasGrainの開発
1998-08 風戸 裕彦、細居 智樹、板谷 泰宏
工業分野や空調分野では,圧力,温度などの単一の物理量計測技術は高度に進んでいるが,人間の五感を代替するセンシング技術の実用化が今後期待されている。工業分野への画像処理応用技術として,撮影環境の変化による影響を受け,複数の粒子が接触しているような二値化画像に対しても,良好な粒子の分離,認識が行える粒子分離技術を開発し,プロセスパラメータを逐次最適推定する制御技術と組み合わせた粒度分布計測制御システムhasGrainを開発した。本稿では,その技術の特徴と実施例を紹介する。 - 新実流校正装置の開発
1998-08 大西 真、杉山 信幸、秋山 淳、野村 和正
当社電磁流量計MagneW3000 Flex/Plus実流校正能力増強のため流量校正装置の増設を行った。装置設計段階において不確かさを細かく分解,再評価することで高精度な校正装置を開発したのでその内容を報告する。 - オントロジーを活用した工程設計支援フレームワークにおける知識の再利用と共有促進について
1998-08 近野 真智子、塩手 良知、吉永 純一、武田 英明
知識を体系化し活用するフレームワークを前提としたシステムは,人の知的活動の効率向上に寄与すると考えられる。筆者らは工程設計支援システムの概念設計を実施し,オントロジーによる知識の体系化と,複数のソフトウエアエージェントの協調により実現される,体系化された知識の再利用・共有促進について検討した。工程設計のように扱う知識の量が膨大で,複数の設計者が介在する場合においては,個々の設計フェーズ間の整合性を維持し,設計品質を確保する手段として体系化された知識に基づく作業支援は効果が大きいと示唆される。 - 部分空間法を応用したハンダ検査技術
1998-08 秦野 弘、野村 和正
近年の表面実装部品の小型化と実装密度の向上により,目視による外観検査はより困難となっており,目視外観検査の自動化ニーズが高まっている。プリント板はその用途により,ハンダの良否基準が異なることから,良品ハンダ画像との比較による検査が都合が良い。しかし良品ハンダ画像自体にもばらつきがあるため,安定した比較がむずかしいという問題があった。このようななかで,部分空間法を応用し,良品ハンダ画像から安定した検査対象領域を自動抽出することにより,安定して表面実装部品のハンダの良否判断を行う手法を考案した。 - 聴覚障害児用 発声練習システム「あいちゃんの手」
1998-08 中村 敬和、昆 昭彦、青木 功、浅輪 晃一
聴覚障害のある子どもは,他人の声と自分の声を耳で聞いて比較し,胸/喉/口/舌などの筋肉を運動するフィードバックの成立が困難なため,明瞭な発声や発音がむずかしい。そこでこのフィードバックを補完しながら,発声や発音を練習するシステムを開発した。画面やインジケータなどの視覚と手の平の触覚を利用し,生徒が楽しく学習できる点が従来にない特徴である。 - フィールドバス特集号によせて
1998-05 塚田 義男
- フィールドバス特集号に寄せて「新たなCSの時代に」
1998-05 井上 彰彦
- オープン・システム時代におけるフィールドバスの意義
1998-05 小野木 聖二
フィールドバスの登場によりデジタル・オープン化の流れはフィールド機器にもおよびはじめた。これによりプロセス・オートメーション(PA)に代表される産業用システムが大きく変わろうとしている。弊社はこの流れをリードする一社である。どう変わろうとしているのか?をここで概観してみたい。 - 21世紀の計測制御とフィールドバス
1998-05 笹嶋 久
フィールド計測操作機器のインテリジェント化とデジタルコミュニケーション技術は,従来のプロセス制御システムの概念を大きく変革させようとしている。フィールドバス技術は今実用化の時期を迎えようとしているが,その本質と将来のプロセスオートメーションの姿について考察する。 - FOUNDATION フィールドバス仕様の解説
1998-05 久米田 康夫
80年代後半に,4〜20mAアナログ伝送の代替をめざして開発が始まったフィールドバスは,90年代前半にはさまざまな団体から異なる通信方式が提案され,統一化の模索が続けられてきた。94年に設立されたフィールドバス協会は,プロセス制御とMA(Manufacturing Automation)制御に広く使用できる世界統一仕様の開発を第1の目的として,仕様の制定に務めてきたが,96年には仕様開発作業が完了し,フィールドテストや商用プラントへの適用を通じて,その安定性が証明されつつある。本稿ではフィールドバス機器を実際に使われるユーザの方,あるいはこれからこの仕様の詳細な検討を予定されている方を対象に,同仕様のさわりの部分を紹介する。 -
フィールド機器での分散制御を実現するファンクションブロック
1998-05 吉田 雅美
フィールドバス規格の一つとして,ファンクションブロックに関しその概要と応用上の解説をユーザの観点から行う。 - FOUNDATION フィールドバスの商用 プラント適用事例と今後の課題
1998-05 倉恒 匡輔、嶋 賢一、木村 大作
当社は,'97年アジア地区ではじめてFOUNDATIONフィールドバス対応デバイスを用いたプロセス制御監視システムを商用プラントに導入した。本稿では同技術の実用化における評価と今後の課題について述べる。 - フィールドバス採用によるコストダウン
1998-05 梶浦 孝一
フィールドバスに対するユーザの期待がいかなるものであったかを概観する。従来計装と比較してフィールドバス計装で工事費の削減がどの程度実現できるか,弊社の提案できる制御システムとして何があるかを検討した。その結果,フィールドバス協会の規格に従った機器で構築したシステムで,ユーザにメリットを提供できることが判明したので報告する。 - フィールドバスにおけるマルチバリアブル
1998-05 宮沢 敬治
フィールドバスにおけるマルチバリアブルについて検討し,計測,診断,機器管理の面から考えて,多くのメリットが得られるという結果を得たので報告する。 - 操作端診断におけるフィールドバス技術の有用性
1998-05 石塚 光正
操作端の診断を実施する場合,フィールドバスで利用できるネットワーク上の機器間通信技術を利用することが,オンライン診断を低コストで実現できる方法であることを,操作端診断技術と合わせて報告する。 - フィールドバスによるフィールド情報管理
1998-05 小島 正博
フィールドバスがプロセス産業のフィールド情報管理にもたらす効果について検討し,計装制御機器の監視・管理,保守・保守・点検,リモートメンテナンスなど保全業務の効率化に大きく貢献することが判明したので報告する。 - フィールドバス通信ソフトウエアの開発
1998-05 込堂 雅幸
フィールドバスという言葉が登場して久しいが,フィールドバス協会が世界統一フィールドバス仕様を目標に推進してきた仕様化の第一段階も終了し,今まさに各種フィールドバス機器が発表されようとしている。そのような中,弊社では,フィールドバスの核技術そのものであるフィールドバス通信ソフトウエアを独自開発したので紹介する - 第2世代フィールドバス通信制御LSI「FE -200」の開発
1998-05 勝亦 敦、久米田 康夫
フィールドバス協会での通信プロトコルの仕様化作業がほぼ終了したのを受けて,それをサポートする通信制御LSIが発表されている。弊社でも1996年に本仕様に準拠したフィールドバス通信制御LSIとして,FE-100を開発し,以降数々のフィールドテストや実プラントへの運用を通じてその評価を行ってきた。今回,FE-100をさらに高機能化したLSI,FE-200を開発したので紹介する。 - DC2線式近接スイッチ用ICの開発
1998-02 鈴木 慎一郎、川井 真一、畑中 浩、梶田 徹矢
近年のプログラマブル・コントローラの小型化により,センサ入力仕様が低電力化してきている。この動向は小型・多点入力化および昨今の環境に配慮した省エネルギー設計ということで今後も加速すると考えられる。今回,この入力仕様に対応した,従来に比較して消費電力を半分としたDC2線式近接スイッチ用ICを開発したので紹介する。 - 位相限定相関法LSIの開発
1998-02 森川 誠、勝亦 敦
画像処理分野において,パターンマッチング・位置ずれ計測・距離計測・回転計測など,幅広いアプリケーションに応用可能な位相限定相関法と呼ばれるアルゴリズムが注目されている。当社ではこのアルゴリズムを高速に処理するLSIを開発した。処理時間は37.8msを実現しており,さまざまな分野への応用が期待できる。本稿ではこのLSIの開発について報告する。 - ピンホール・CCD傾斜型指紋画像入力装置の開発
1998-02 藤原 久利
プリズムを用いた光学的指紋画像入力装置は小型にするほど台形歪みが大きくなり指紋照合率に影響を与える。そこでレンズのかわりにピンホールを結像手段とし,回折限界までピンホール径を小さくすると共に結像素子を傾斜させることにより指紋画像の解像度低下を生じることなく台形歪みを減少させることに成功した。さらに受光強度を上げるためレンズを用いて集光し,レンズが持っている歪曲収差を台形歪みの補正に利用することにより,指紋照合率を落とすことなく小型の指紋画像入力装置を開発した。本論文ではピンホールの回折による解像度を理論的に求め,その光学系設計技術について報告する。 - 位相限定相関法を応用した指紋照合装置
1998-02 丸山 満、中島 寛
最近,特定エリアの出入管理の手段に,鍵やカードのような貸し借りができるものではなく,万人不同・終生不変といわれている指紋を用いる製品が増えてきている。このようななかで,東北大学と共同開発した位相限定相関法(Phase Only Correlation)を指紋の照合アルゴリズムに採用した。これは,従来の特徴点を抽出する方法と比較してキズやかすれといった指の変化の影響を受けにくい特長を持つ。計算処理を高速に行うための専用LSIならびに小型指紋センサの開発を行って,小型・高性能・高機能・低コストを実現した指紋照合式出入管理装置「フレンドタッチ」を開発したので紹介する。 - 放射温度センサによるインテリアゾーンの温熱環境計測
1998-02 三浦 眞由美、加藤 淳之、陳 向陽
近年,居住者に快適な温熱環境を提供するきめ細やかな快適空調制御が求められている。このためには居住域の温熱環境をどのように計測するのかが非常に重要となる。本研究では,従来主流とされてきた空気温度センサの諸問題を解決し,かつ,放射を含む居住者の温熱環境を計測するセンサとして,放射温度センサに注目し,その有効性を実験によって検証した。 - 大空間空調制御のための人数計測システム
1998-02 加藤 淳之、川井 健司、橋本 重行、大高 一博、橋本 直樹
ドームやアリーナのような大空間における空調は,その制御方法により消費エネルギーが大きく左右される。大空間における人の分布や人数の情報は,効率的な空調制御により省エネルギーを実現する上で貴重なデータとなる。従来,このような大空間における人の情報を取得するための有効な方法がなく,実用化されていなかったが,今回赤外線カメラを用いて,大空間における人数計測システムを開発したので報告する。 - セルフチューニング技術(CLAFT)の空調制御への適用
1998-02 末岡 直彦、田中 雅人
空調制御系は,空調機を構成する冷温水弁や加熱・冷却コイルなどに強い非線形特性を持つうえ,変風量・変流量空調システムに見られるような送風量や送水圧の最適化がプロセスゲインを大きく変動させ,制御の調整をむずかしくしている。このたび,先に開発されたセルフチューニング技術CLAFTを空調制御に適用し,むずかしい調整なしに安定した制御が実現できることを確認したので報告する。 - セーフガーディングシステム(FSC:フェイルセーフ・コントローラ)
1998-02 林 功
近年,プロセス装置産業に関連するリスクを軽減せよとの社会的な要請が国際的に増大し続けている。これらの要求は環境保護のための対策をも視野に入れて拡張されてきており,以前はプラント内や周辺地域の人々の安全確保とプラント装置の保護に重点が置かれていたが,現在では空気,土や水の保護がより重要であり,そのためにはプロセス内の種々の「安全機能(safety functionality)」が必要であるという認識に変化してきている。このような背景から,プラントの稼働率の向上を図りながら安全性を高めていくための新しいアーキテクチャのコントローラであるFSC(フェイルセーフ・コントローラ)システムが登場した。以下に開発の背景とコントローラの特長について紹介する。 - BAシステムにおける高信頼性システム構築のための実現手法
1998-02 梨本 清太、松浦 厚志、早川 勲、海老原 克司
本報告では,BAシステムであるsavic-net 20/50/80EVシステムでの高信頼性システム構築のための実現手法をシステムアーキテクチャ−,ソフトウエア,ハードウエアの観点から紹介する。 - ネットワーク型アプリケーション構築実行環境(hasNASBe)の開発
1998-02 小野 訓裕、門畑 洋二、高木 淳一、城之内 仁
プロセス分野さらにはそこに携わる企業においても,各種情報の活用,業務の改革を進めるため,情報や資産の有効活用が急速な勢いで進んでいる。さまざまなジョブ工程支援環境を構築し,作業の効率化,情報の共有をユーザと共に行える環境構築をめざして,協調オートメーションソリューション事業でのネットワーク型アプリケーション構築実行環境hasNASBe(Harmonized Automation Solutions Networked Application Solution Base)を開発した。本報ではhasNASBeの機能および技術的特長について紹介する。 - オブジェクト指向データアクセス(OODA)
1998-02 小山 英聡、蒔田 浩子、佐々木 祥子、岸 勝、高津 修一、菊地 健一
情報の一元化と工場運営の統合を行う場合のデータ活用とコストパフォーマンス向上のために,データ管理階層がないシステムが求められている。さらにコストパフォーマンス向上のためにソフトウエアの部品化のニーズも高い。 今回制御システム情報と製造管理情報との接続を階層構造のない方法で行うとともに再利用のための部品化機構を開発したので報告する。 - 調節弁における弁軸推力特性の改善技術
1998-02 大谷 秀雄、篠崎 隆司、奥津 良之、川合 茂弘
複座型調節弁は上下のプラグに働く推力が相殺されて弁軸推力が軽減され駆動部を小さくできる。しかし,従来の複座弁では開度によってこの弁軸推力の勾配が反転し,しばしば制御不安定になることがあった。一方,今回開発した調節弁は上下のプラグにおける流量比を変え,さらに内部流路形状を最適化することにより,弁軸推力の反転現象を抑制して調節弁の動作を安定化させた。本稿では実際にプラントなどにおいて設置される実用サイズの調節弁を用いて水流試験を行い,弁軸推力の測定を行うことにより内部流れの挙動を解析した結果を報告する。 - 小形圧力センサ用バリアダイアフラムの設計とその成形技術
1998-02 原田 豊
従来,圧力センサのバリアダイアフラムは設計パラメータを決めるために,試作を幾つも製作して実験を行う必要があり多くの開発工数を要した。そこで今回は試作実験のかわりに有限要素法を用い,それに実験計画法を適用することで設計パラメータを求めた。これによって得られたバリアダイアフラムを実際に製作してその特性を検証したところ,ほぼ解析結果と一致したことから効率的に設計ができることがわかった。また従来主に勘と経験で決定していた成形条件も実験計画法を用いて効率的に決められることがわかった。
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