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SavemationReview一覧(2002年)

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  1. 省エネルギー監視用電磁流量計
    2002-08 山崎 吉夫、奥田 浩二、間々田 浩一、小松 雅弘
    装置・プラント単位での省エネルギー化・コストセーヴィングが一層進む中,使用される計器類についてもより一層の省エネルギー駆動が求められる。更にはメンテナンスに必要な交換部品,作業に要する工数といった,全てを包括したトータル・コストの観点が重視される。本稿でご紹介する省エネルギー監視用電磁流量計は,従来のプロセス用途の電磁流量計が持つ高い信頼性を継承しつつ,使用アプリケーションを‘水監視用途’に限定して機能を絞り,同時に,監視用途・使用条件に即した構成部材・構造を新規設計することで当該市場に適した機能と低価格を実現した。
  2. CNGディスペンサ用流量計向けマルチバリアブル圧力センサの開発
    2002-08 末高 聡、米田 雅之、溝口 純
    圧縮天然ガスディスペンサ用流量計に採用されたマルチバリアブル圧力センサを開発した。チップの小型実現が可能というピエゾ圧力センサの特長を利用して,従来と同じ大きさのパッケージに差圧,圧力計測用の2つのチップを内蔵,さらにチップに温度センサを搭載することで1つのセンサで差圧,圧力,温度の測定を可能にした。ピエゾ抵抗プロセスの最適化をはかり,新しいパッケージ構造を採用することで,電気的にも応力的にも安定なセンサを開発したので報告する。
  3. CNGディスペンサ用流量計の開発
    2002-08 平瀬 誠、千村 暢孝
    マルチバリアブルセンサを用いて,圧縮天然ガス(CNG:Compressed Natural Gas)測定用の差圧式質量流量計を開発した。フローコンピュータに匹敵する演算性能を装備し,従来の単なる温度,圧力による密度補正ではなく,JIS M 8010(天然ガス計量方法)に基づき,温度,圧力,レイノルズ数など,プロセスの変化に影響される諸係数を含めた流量演算を高速で実行可能とした。
  4. 大流量気体流量校正装置の開発
    2002-08 田村 博、吉田 浩之
    山武の独自技術で開発されたマイクロフローセンサは,微小な流速をも感知する高感度センサである。このセンサを応用した製品,「大流量気体流量計CML」を開発/製造するにあたって,気体用校正装置が必要となってきた。他に類を見ない高感度の流量計の校正において,さまざまな問題を決することで実現できた弊社の校正装置について紹介する。
  5. フィールドバスを使ったコントロールバルブ診断技術の実証研究
    2002-08 黒田 正人、日高 武雄、綛田 長生
    流体性状によるコントロールバルブの固着は,プラントの安定操業,設備の安全性において大きな課題のひとつである。双方向デジタル多重伝送通信(フィールドバス)を使って,オンラインで軽微の固着を,弁軸速度分布の変化から捉える診断アルゴリズムの有効性を実プロセスにおいて実証した。
  6. オープン制御システムのコンセプトと現場分散形計装への新しい展開
    2002-08 吉田 雅美
    近年のパーソナルコンピュータ,IT分野を始めとする技術革新は目覚ましく,分散形制御システムにおいても,それらオープン技術の応用による付加価値創造とコストパフォーマンス向上が求められてきた。ここではこれまでの技術トレンドから3年先に可能となるであろうシステムの形態を想定しながら,弊社におけるオープン制御システムに対する一貫したコンセプトを解説する。また,その将来に向けた現時点のステップとして,DCSにおける最新の状況と,新たに取り組んでいる現場分散形システムへの展開について紹介する。
  7. 3重化並列冗長プロセスコントローラの開発
    2002-08 久我 隆子
    近年のプロセス制御においては,コントローラの大容量化や高速化が求められている。大容量のデータを高速に扱うために,従来のコントローラの待機冗長よりもさらに高い信頼性の並列冗長のしくみとコントローラ内部で機能を分散させるしくみを開発し,より安定した制御をおこなえるプロセスコントローラを開発したので紹介する。
  8. 半導体微細加工ドライ・プロセスの同定と制御
    2002-08 森 亮一
    マイクロエレクトロニクスにおけるドライ・プロセスの制御性を向上させる実験的手法を提案した。VLSIの製造ラインは,下流の製品を全てスクラップにするような工程を含んでいる。今後,ICの最小線幅が小さくなり,Waferの直径が大きくなるにつれて,プロセス制御の要求仕様はますます厳しくなる傾向にある。半導体固有の特性に適合した数理的手法への期待が集まりつつある。
  9. イーサネット二重化ユニットERU(Ethernet Redundancy Unit)の開発
    2002-08 蒋 偉、梨本 清太、野崎 正也、古賀 宏、桂 謙二、田代 英樹
    ビルディング・オートメーション・システムでのイーサネット通信障害を回避するために,冗長化は必要である。しかし,従来の冗長化技術は様々な欠点があるため,そのままでは採用することができない。そのため,独自の「ERUを用いたイーサネット二重化システム」を開発して,冗長化を実現した。本稿ではこの技術について報告する。
  10. ウェーブレット解析ツールによるデータマイニング
    2002-08 笹岡 英毅
    近年,複雑なシステムを総合的かつ高度に操業して行くためのアプローチの一つとして,蓄積された多様・大量のデータの中から役に立つ情報を引き出し,品質改善や設備診断,最適運転等に活かすデータマイニングが盛んに行われている。ウェーブレット解析ツール「Time2Wave」はこのようなデータマイニングに有効であり,これまでに制御システムの解析,異常診断など,様々な応用を実施してきた。本稿では,データマイニングを効率よく実施するために必要なウェーブレット解析および解析ツールについて概説し,その具体的な応用事例として,化学プラントにおける異常検知の事例,空調機制御におけるフォルト検知の事例,音響法を利用したベアリング異常診断の事例,今後の応用・発展が期待される生体情報モニタリングシステムへの事例について紹介する。
  11. 大規模建物へのBEMS 導入事例
    2002-08 村山 俊尚
    省エネルギー運転管理のニーズはビルの業界でも強まっており,建物を建設するときの省エネ技術の採用はあたりまえのもので,それを着実に運用することが求められている。このような背景のもと,大型公共建物で計画・納入されたビルエネルギー・環境運用管理システム(BEMS)の納入までの検討項目・実現した機能の紹介を行う。
  12. TCBM(Topological Case-Based Modeling)を適用したリアルタイム下水流入量予測システムの開発
    2002-08 岡 利明、筒井 宏明、近田 智洋、山縣 謙一
    下水流入量の予測は,降雨時に未処理のまま河川や海へ放流される下水による環境汚染の対策として重要な課題であり,高精度かつリアルタイムに予測する実用的なシステムが望まれている。弊社オリジナルの予測・推定技術TCBM等の(Topological Case-Based Modeling)は,これまで,浄水場の水需要予測問題,地域冷暖房(DHC),大規模ビルシステムの空調負荷予測等の問題への適用で高い評価を得てきた。これらの実績を踏まえ,本技術が下水流入量予測問題に対しても有効であると考え適用を検討し,実用上必要な精度と,1時間から十数時間先といった長時間先まで予測が可能な,リアルタイムの下水流入量予測システムを開発したので報告する。
  13. 資源のリサイクル・プロセスに貢献する調節弁
    2002-02 久保田 耕、奥津 良之
    PCB,ダイオキシンなど環境有害物質の分解手段として,また資源のリサイクル・プロセスとして超臨界水酸化処理プロセスの開発が近年盛んである。このプロセスにおけるキー・テクノロジである調節弁技術について,調節弁に要求される性能が酷似する石炭液化プラント用レットダウンバルブの開発例を引用し,今後のリサイクル・プロセスに貢献できる調節弁テクノロジーの技術水準を考察する。
  14. 環境にやさしい次世代型ごみ処理施設向け制御システム
    2002-02 道司 学、安藤 啓之、阿部 寿人、後藤 達也、小杉 実
    ダイオキシン類から国民の健康の保護を図ることを目的とした「ダイオキシン類対策特別措置法」の施行により,ごみ処理施設のダイオキシン類対策が実施されてきた。既設炉には,燃焼管理の適正化,施設の改造,連続運転の工夫による排出削減を行ない,新設炉については,ガス化溶融等の新たな焼却技術の開発により次世代型ごみ処理施設の建設が行なわれてきている。山武産業システム株式会社は,プラントメーカ各社との協業,制御システムの開発,要求仕様実現に向けてのパッケージ化を実施し,「高信頼オープン・オートメーション・システムIndustrial-DEO」をプラットフォームとした次世代型ごみ処理プロセス向け統合監視制御システムの構築に取り組み,その結果として,現時点で17件のガス化溶融炉プラントでIndustrial-DEOの採用が決まったので,その内容について報告する。
  15. 山武グループの環境配慮(適合)型製品開発設計
    2002-02 諸角 榮一
    山武グループにおける環境配慮製品開発ガイドライン策定・環境設計運用基準・LCA 調査と試行・タイプU型環境ラベル認証基準制定などの取り組み経緯とこれまでの環境配慮製品開発設計の成果,および今後の展開について報告する。
  16. 環境配慮型分煙器BIO-TOWERの開発
    2002-02 清水 敦子
    環境対応型空気清浄機を開発したので,その開発経緯や空気清浄機の環境に対する考え方をここで紹介する。
  17. 企業のエコバランス評価手法―エコパフォーマンスプロファイル(環境負荷改善の総合ツールボックス)
    2002-02 Claude P. Siegenthaler、高林 良明、篠塚 英一
    国際規格ISO 14001 に従って,世界中の企業は,環境パフォーマンス評価(Environmental Performance Evaluation)の継続的改善を目的とする環境管理システム(EMS)を導入している。日本政府は,環境会計のためのガイドラインを発行し,EPEのための単一スコア手法開発に重点を置いており,産業環境管理協会の国家的ライフサイクルアセスメント(LCA)データベースプロジェクトなど多様な研究プロジェクトと協力して,いろいろな環境管理の道具を1つの総合的な管理ツールに効果的に統合する試みを実施している。入力出力バランスシート,排出物報告,影響評価,環境コスト計算を組み合わせて1つの総合的なアプローチに統合するエコパフォーマンスプロファイル(EPP)は,そうしたツールボックスの一例である。スイスSinum社と株式会社 山武によりREGISソフトウェアの日本語版が完成したことで,EPPは2001年以降,日本国内でも提供されている。この論文は,環境パフォーマンス改善の基本コンセプトを紹介し,EMSとの関係を説明し,山武藤沢工場の例を紹介する。
  18. 地政学的企業成長モデルの一手法
    2002-02 森 亮一
    中小都市に工場が進出した場合,操業の初期の段階では,地域との物質的・精神的相互作用の強さがビジネス展開の決定要因となる。本文では,とくにパブリック・アクセプタンスを考慮した工場一地域・成長モデル作成へのアプローチを述べた。
  19. スマートディスプレースメント式レベル計SLXの開発
    2002-02 原 靖彦、古清水 篤、颯田 秀雄、北堀 健太郎
    ディスプレースメント式レベル計は,測定原理がシンプルで信頼性が高くまた過酷なプロセス条件下で使用できるため,工業市場で広く使用されている製品である。今回「性能」,「リプレース」,「メンテナンス」,「信頼性」という4つのキーワードによる製品コンセプトに基づいて,スマートディスプレースメント式レベル計SLXを開発した。本稿では開発したSLX の概要とその要素技術および評価試験結果について報告する。
  20. 腐食速度センサ(冷却塔での利用技術)
    2002-02 川島 康治、越田 龍
    近年,設備管理による長寿命化が取り組まれており,冷却水配管の防食に関する要望も強く,多くの開放型冷却塔で水処理剤が使用されている。しかし,装置の設置工事が大掛かりという理由から,腐食モニタリングされていない場合が多い。今回,冷却塔の水槽部にプローブを投げ込んで,簡単に冷却水の腐食性をモニタリングできる腐食速度センサを試作し,その効果を確認したので報告する。
  21. 分離型スマート・バルブ・ポジショナの位置決め制御性能
    2002-02 稲垣 洋輔、黒田 正人、浦田 昌裕、藤田 壽憲、香川 利春
    耐振性や耐久性などの対環境特性を向上させることを目的として,スマート・バルブ・ポジショナの構成部品である開度検出器を本体から分離し,検出器部分のみをコントロールバルブに取り付けることができる分離形スマート・バルブ・ポジショナを開発した。ここでは,この製品を開発する上での技術課題を整理し,いかにこれらの課題を解決したかを具体例から説明する。
  22. 社内LANとWebブラウザを利用したWebベース省エネモニタリングシステム
    2002-02 高橋 誠、赤井 健二
    エネルギー対策はコスト問題にとどまらず,地球規模でみたわれわれの子孫への責任となってきている。省エネの基本はモニタリングからといわれ,収集したデータを利用することで無駄な消費エネルギーの分析・抽出,省エネ対策後の確認・維持・歯止めなどの効果が期待できる。一方,企業へのIT技術の浸透により社内LAN設備は急速に広がってきている。本稿では社内LANとWebブラウザを利用した省エネモニタリングシステムを開発したので紹介する。
  23. Virtual User Interface with Navigation(Vui-Navi)技術
    2002-02 伊世井 恒男
    高機能化,多機能化しているビルディングオートメーションシステムの機能を,小中規模ビル向けに分かり易く提供するため,savic-net EV model10は,ビルディングオートメーションシステムとして新しいユーザインターフェィスを持った,バーチャルプリンタ,S/Wアナンシエータ,システムナビゲータを搭載している。Virtual User Interface with Navigation(Vui-Navi)というこの新しいユーザインターフェィスは,主機能を直感的に使用でき,複雑な操作を必要とする機能を,簡単な操作で利用可能とするユーザインターフェィスである。ここでは,バーチャルプリンタ,S/Wアナンシエータ,システムナビゲータを通して,このユーザインターフェイスを紹介する。

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