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天然ガス用流量計部品でカナダのゼダイ社と販売提携

2004年5月14日
株式会社 山武

株式会社 山武は、楕円差圧検出端 (Elliptical Tube 略称 E-tube)のカナダでのオイル&ガス生産者向け販売について、カナダのゼダイ社(zed.i solutions inc. 本社:カルガリー市、社長:キース T. スミス氏)と、販売提携契約を締結しましたのでお知らせします。

山武はすでに欧州で展開中の天然ガス熱量計測と並行して、もうひとつの計測の柱である天然ガス流量計測で事業を拡大していくために、山武の実績ある技術と製品を適用するアプローチで北米、特にカナダ天然ガス市場での事業化を検討していました。ゼダイ社はカナダの天然ガス採掘現場において、無線ガス流量計(Smart-Alek)でガス流量を測定し、その情報を自社のサーバで受け、ガス生産者にインターネットで収集・送信するシステム・サービス(FINEシステム)を展開しています。ガス生産者の財務システムにまで接続されているゼダイ社のシステムを通じて、山武の楕円差圧検出端で読み取ったガス田流量情報がリアルタイムに活用されるモデルに両社は協業の強みを見出し、今回の契約に至ったものです。

一般にカナダの天然ガス採掘現場は、高原、山地/くぼ地、農地、牧畜地など、小規模でへんぴな土地に点在しており、無人で流量測定・情報送信を行っています。流量測定にはオリフィス型計器が使われていましたが、不純物や固形物などによりオリフィスが破損することも多く、特に少流量測定時にはオリフィスの限界があるため、多大な不具合や損失が生じることがあります。しかしへんぴな土地に点在するため、点検や修理がままならない実情でした。この問題を、山武の楕円差圧検出端が一挙に解決することとなります。

楕円差圧検出端
楕円差圧検出端のカットモデル
山武の楕円差圧検出端は、オリフィス検出端に比べて圧力損失が少なく、また、滞留部が少ないためスムーズな流線が得られ、少流量も逃すことなく高精度で安定した再現性の良い差圧を取り出し、且つ長期間にわたって安心して使用できます。更に、オリフィス検出端に必要な直線的管長を必要としないこと、測定範囲が広いことから設置・運用コストも削減できます。
両社は昨年より、オリフィス検出端に代わる楕円差圧検出端の利点を検証するためユーザーも交えて様々な試験を行い、Smart-Alekとの組み合わせによる革新性と山武の計測技術がガス生産者の日常の運用に大きく貢献するとの評価をユーザーから得ることができました。ゼダイ社はこの評価を基に楕円差圧検出端を使用したSmart-Alekの受注をすでに開始しました。今回の契約ベースに今後は新たに採掘されるガス田と既設ガス田のオリフィス検出端の交換時に楕円差圧検出端を販売することを両社は合意し、3年目の2006年には 2千台、売上高で約4億円の規模の事業を目指す計画です。


zed.i solutions inc.

Corporate Headquarters

720, 909 - 11th Avenue SW
Calgary, AB T2R 1L7
Tel:403-444-1100
Fax:403-444-1101

代表者 Keith T. Smith, President & CEO
社員数 60名
売上高 7.8億円(2003年)
事業概要 - 無線差圧式ガス流量計(Smart-Alek)とFINEシステムのサプライヤ 兼 情報プロバイダーとして2001年に発足 (FINEシステム:Field Instrument Network for End user = 無線で送られてくるガス田管理情報をガス生産者の財務データべース、Publicデータベースと統合してインターネットを介して生産者に情報を提供するシステム)
     - コア・コンピテンスは顧客(ガス生産者)に合ったガス・プロダクション情報システムのインテグレーション

調印式 調印式
ゼダイ社 スミス社長(左)
山武 国際事業推進本部 鈴木国際営業部長(右)

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