プラントの生産性向上をサポートする調節弁メンテナンスサポートシステムを販売開始
2004年7月29日
株式会社 山武
株式会社 山武
株式会社 山武は、工場・プラントで使用される調節弁のメンテナンス業務の効率化を支援する「調節弁メンテナンスサポートシステム Valstaff(バルスタッフ)」を7月30日より販売開始します。
調節弁の国内導入実績No.1の山武が、70年におよぶ技術ノウハウとDCSビジネスで培われたシステム・インテグレーション・ケーパビリティを融合させた、画期的なシステムです。
調節弁の稼働状況や性能に関わる情報を、フィールドに設置されたスマート・バルブ・ポジショナがオンラインで収集し、PC上のValstaffアプリケーションで可視化します。ユーザーはこの情報をメンテナンスに活用し、メンテナンス・コストの削減や、業務効率向上に役立たせることができます。
調節弁メンテナンスという側面から顧客のプラント生産性向上を強力にサポートします。
Valstaffの導入により、以下の効果が期待されます。
●開放点検の合理化
調節弁の開放点検は、調節弁の配管からの取外しから始まり、メンテナンスショップへの引き取り、分解・点検・整備、再輸送と配管取り付けというプロセスを踏みます。こうして行われる開放点検の結果、良好と判定される調節弁が全体の半数を占めているのが現状であり、点検対象を絞り込むための有効な手段が求められています。Valstaffの診断パラメータ変化を開放点検対象の絞込み時に参照することで、点検効率を高め、配管取外しや輸送等のコストを含めた点検コスト削減が期待できます。
●重要調節弁の監視強化
プラント稼動後に監視対象の調節弁を選定することも可能です。調節弁の使用年数の長期化、プラントの定修間隔の長期化等の環境変化から、重要調節弁の監視強化の必要性が高まっています。これまでの調節弁の連続監視の手段は、現場の配線工事を伴う開度発信器取り付けしかありませんでしたが、Valstaffのモニタリング機能は、新たに現場の配線工事を必要としません。また、アプリケーション上の選択で柔軟に監視対象の調節弁を都度選択でき、フレキシブルな対応が図れます。
●異常の早期発見と迅速な対応
診断パラメータにアラームを設定することで、メンテナンスが必要な調節弁を迅速に特定できます。調節弁に起因するプロセスのダウンタイムを削減し、プラントの生産性向上に寄与します。
●メンテナンス手法の標準化とインフラの確立
調節弁の状態をデータで判定可能となる検査機能を備えています。Valstaffアプリケーションからスマート・バルブ・ポジショナの調整も行えます。人の経験や勘に依存せず、調節弁性能の評価を定量的に行うことができるようになり、メンテナンス人員の少数精鋭化に寄与します。
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| Valstaffアプリケーション トレンド表示画面 |
- 通信技術として4-20mAアナログ計装信号に重畳させるHART通信を採用しています。これにより、既存プラントへの活用が柔軟に行えます。
- アプリケーションは、ユーザーのメンテナンス管理サイクルを考慮した、(1)オペレーション・セットアップ、(2)モニタリング、(3)検査、(4)ポジショナ調整・設定、の4つのモードを持っています。調節弁のライフサイクルの各段階で必要な多彩なメンテナンス支援機能を備えています。
- システムの核となるスマート・バルブ・ポジショナは、AVP3000Alphaplusシリーズの一体形、分離形、回転弁専用スマート・ポジショナの3タイプから選択できます。ユーザーのプラント特性に合わせて、柔軟な選択が可能です。
- 弊社が独自に開発したスティック・スリップ診断アルゴリズムを搭載しています。このアルゴリズムは、調節弁の機械的な劣化に伴って現れるヒステリシスの上昇を、スマート・バルブ・ポジショナ内部の演算処理により検出するものです。この演算結果を参照することにより、動特性の劣化の進展を把握し、メンテナンスに役立てることができます。
石油、化学、鉄鋼、紙パ、電力・ガス、その他すべての市場
販売価格は、最小構成で1システムあたり50万円から(PC含まず)。初年度100システム、2006年には年間400システムの受注を見込んでいます。
●「調節弁メンテナンスサポートシステム Valstaff(バルスタッフ)」の製品情報サイトへ
- お問い合わせ
- 株式会社 山武 アドバンスオートメーションカンパニー
マーケティング2部
TEL:045-461-8881
