工業市場向け生産制御システムの操作端末を完全にWEB化
セキュリティと安全性を強化した新バージョンを販売開始
2004年10月27日
株式会社 山武
株式会社 山武
株式会社 山武は、工業市場向け生産制御システムの運転操作端末を完全にWEB端末化し、さらに様々な場所からプラント操作に対するセキュリティと安全性を強化した新バージョンを10月29日に販売開始します。
工場・プラント操業の形態について、従来からの中央計器室だけでなく、オフィス、製造現場など、オペレータ(設備運転員)にとって、最も利便性と作業効率のよいロケーションでの安全な運転監視が求められています。
新バージョンでは、この要望に応えるため、さまざまなシーンでのプラント運転操作のセキュリティと安全性を強化しました。たとえば、複数の操作端末からの同一装置に対する操作の排他処理を行うことで、WEBベースのオペレーション環境下においても、プラント操業に混乱を与えることなく安全な運転操作が可能になっています。また、オペレータごとに、操作権限を設定し、業務範囲を規定することも可能です。
これら安全機能をはじめとする機能強化により、今後需要の広がりが予測されるWEBベースのプラント操業においても、より確実で安全なプラント操業を実現します。
今回の販売開始した製品は、昨年2003年8月、他社に先駆けて、場所と時間に制約を受けない次世代のプラント操業コンセプト「OperationAnywhere™(オペレーション・エニーホエア)」を実現した生産制御システムHarmonas™(ハーモナス) およびIndustrial-DEO™(インダストリアル・デオ)の新バージョンです。
●導入メリット
- 時間と場所に制約されないオペレーション環境の提供による、最適な人員配置の実現*1
- 生産制御システムのライフサイクルコストの低減*2
- 製造履歴保証の仕組み導入による品質管理規制への対応強化(最終消費者へ安心と安全の提供)*3
●新バージョンの進化のポイント
- 複数端末からの同一装置への操作排他処理による安全性確保
WEB端末ごとに操作可能な範囲を規定することで、複数の端末からの同一装置に対する操作の排他処理を可能とし、安全性を高めました。 - 操作セキュリティ、操作履歴、トレーサビリティ
操作端末ごとに操作権限を4段階設定(操作禁止〜高度な設定操作が可能)できるだけでなく、端末ごと、操作者ごとの操作履歴を保証します。製造者責任の増す製造業界においては必須の機能です。 - ネットワークセキュリティの強化
不正アクセス、コンピュータウイルス等からシステムを保護するアンチウイルス付きファイアーウオール機能が実装できます。

↑画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。 - 端末数の拡張
OperationAynwhereサーバあたりのクライアント(WEBブラウザ)の最大同時接続数を10クライアントに拡張しました(従来5クライアント)。システムにはサーバを複数設置可能で、最大構成においても最速1秒の応答性を実現し、リアルタイムで快適な操作環境を実現しています。
【補足情報】
協調オートメーション・システムHarmonas™は96年から販売している中・小規模プラント向け生産制御システムであり、高信頼オープンオートメーション・システムIndustrial-DEO™は98年から販売している大・中規模プラント向け生産制御システムです。これらはオープンアーキテクチャーをキーコンセプトとし、情報処理能力、汎用性、異機種接続性に優れたオープン生産制御システムとして多くの顧客から支持されている山武の主力製品です。
*1:製造現場やオフィスなど、実作業者が多くの時間を過ごす作業場所に、中央操作室と全く同じ機能と安全性をもった高度なプラントオペレーション環境を提供することで、作業効率を最大化できる最適な人員配置を可能としました。
*2:お手持ちのパソコンおよび既存の情報ネットワーク等の情報インフラを最大限利用することができ、導入コストを最小化できます。更にサーバにアプリケーション資産を集中化できるシンクライアント・サーバ構成であるため、改造およびバージョンアップ時のランニングコストも最小化できます。
*3:次世代WEBブラウザ操業形態においても、操作や手順を管理し、製造履歴を保証する仕組みを導入することで厳しい品質管理規制への対応も実現しました。当社製品のユーザーだけでなく、最終消費者に対してもトレーサブルな安心と安全をご提供することができます。
●Harmonas™(ハーモナス) および Industrial-DEO™(インダストリアル・デオ)の製品情報サイトへ
- お問い合わせ
- 株式会社 山武 アドバンスオートメーションカンパニー マーケティング2部
TEL:045-461-8823