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クリーンルーム向けの新空調コントローラを販売開始
―簡単な後付け導入で、消費エネルギーを最大50%削減―

2004年11月26日
株式会社 山武

株式会社 山武(本社:渋谷区渋谷2-12-19 社長:小野木聖二)は、クリーンルームや実験室向けに「省エネ型クリーンルーム空調コントローラ Infilex CR(インフィレックス シーアール)」を開発、11月29日から販売を開始します。同製品はお客様の既存の空調設備に簡単に導入でき、高精度な温湿度制御を必要最小限のエネルギーで実現する画期的な新空調コントローラです。

クリーンルーム、実験室などでは温度、湿度、圧力などの環境条件について厳密な管理が行われていますが、環境を維持するために多大なエネルギーが消費されています。山武は今般、新たな制御手法を駆使して、より高精度な温湿度制御を省エネルギーで実現するクリーンルーム向けの新空調コントローラ「Infilex CR」を開発しました。
従来の空調機は、冷却装置、加熱装置、加湿装置の3つのアクチュエータを同時に作動して温度と湿度の目標設定値に達する制御を行っています。このため各アクチュエータが互いの作用を打ち消しあうエネルギーの無駄(相殺)が発生していました。こうした問題点を解決するために、山武は新空調コントローラに数理計画型(注)モデル予測制御を導入。必要なアクチュエータだけを作動させることで、省エネルギー(消費する熱エネルギーを必要最小限に留める)と高精度の制御(温度、湿度の両方を同時に相互干渉を抑えて精度良く制御)を同時に実現しました。これにより、管理基準内での省エネルギー設定との併用で最大50%の熱エネルギー削減が可能になりました。すでに社外のモニター客先で同製品の制御品質・省エネ効果検証を実施済みであり、大幅な削減効果が得られています。
工場などの産業部門では、これまで徹底した省エネを進め、成果を上げてきましたが、来年2月の温室効果ガス排出量削減を義務付ける京都議定書の発効によって、さらなる努力を求められることになります。新たな削減義務達成の手段として、これまでは未着手だった製造ラインの省エネルギーに山武は大きく貢献します。
今後、クリーンルーム、研究所、実験室から美術館等、恒温恒湿環境が求められる施設全般をターゲットに販売活動を展開し、初年度の販売目標は100システム、約3億円の売上を見込んでいます。

●本製品の特徴
省エネ型クリーンルーム空調コントローラ Infilex CR
  • 省エネルギー効果 最大50%
  • 既存空調設備へ後付け導入可能
  • 年間を通しての調整作業不要(調整無しの良好制御)
  • 安定した制御(外気温度・湿度などへの外乱の追従を改善)
  • 制御精度=温度±0.2℃、湿度±1.0%RH
  • Web対応のスタンドアロンタイプとシステムタイプをラインナップ
なお本製品は12月1日(水)から3日(金)に、千葉・幕張メッセで開催される「SEMICON Japan2004」山武ブースに展示いたします。

(注)数理計画型
不等式制約条件を守りながら、目的関数(操作エネルギーを含める)を最小にする答え(操作量の組み合わせ)を求める方式。


省エネ型クリーンルーム空調コントローラ Infilex CR(インフィレックス シーアール)の製品情報サイトへ
お問い合わせ
株式会社 山武 ビルシステムカンパニー
マーケティング部 広報グループ
TEL:03-5782-7574
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