IEC防爆対応2点検出形リミットスイッチVCX-7000シリーズを販売開始
2008年4月11日
株式会社 山武
株式会社 山武
株式会社 山武(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:小野木聖二)は、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission、以下IEC)防爆対応の2点検出形リミットスイッチ「VCX-7000シリーズ」を4月14日(月)より販売を開始することをお知らせいたします。
防爆リミットスイッチは、一般に各種石油・化学プラント内の防爆エリアにおけるボール弁やバタフライ弁などの制御バルブの全開/全閉確認およびその他設備制御用検出機器として使用されています。
従来の当社製防爆リミットスイッチ(VCX-5000シリーズ)は、その防爆性能が「構造規格※1」の「d2G4」であったため、水素などの発火温度の低いガス雰囲気での使用が出来ない現状がありました。今回発売を開始するVCX-7000シリーズでは、その防爆性能が「技術的基準※2」の「Ex de IICT6」となり、上記のような雰囲気での使用も可能となります。
IEC防爆対応2点検出形リミットスイッチ「VCX-7000シリーズ」は、2008年4月より国内防爆規格適合品(産業安全技術協会(TIIS)認定品)の販売を開始し、欧州防爆規格、中国防爆規格に適合した形番を整備していきます。販売価格は一台23,000円より、3年後には年間50,000台の販売を目指しております。
当社はグループ理念「人を中心としたオートメーション」のもと、お客さまの「安心、快適、達成感」を実現する製品を提供し続けてまいります。
IEC防爆対応2点検出形リミットスイッチ VCX-7000シリーズ●開発背景
日本国内における電気機械器具の防爆構造は、労働安全衛生法に基づき、厚生労働大臣によって規格や規則が定められています。日本国内における防爆規格は、1969年に制定された「構造規格」と、1988年に制定された「技術的基準」の二本立てで運用されてきました。 しかしながら、すでに海外では「技術的基準」をベースにした防爆規格に統合されつつあり、欧州では2003年7月以降、欧州防爆規格(ATEX指令)適合が義務付けられ、中国においてもNEPSI(機器の防爆及び安全に関する国家監督検査機関)で防爆電気機器の検定と合格証交付を開始しています。また、日本も2005年9月にIEC Exスキーム(原則として「技術的基準」を自国の防爆基準として受け容れる)に加盟しており、「技術的基準」対応への機運も高まっています。そのため、当社製防爆リミットスイッチにおいても「技術的基準」に適合した製品へ移行を進めていきます。
※1 構造規格:「電気機械器具防爆構造規格」
(例)「d2G4」…耐圧防爆構造(記号:d)で、爆発等級2、発火度G4(最高表面温度:120℃)のガスまたは蒸気を対象
※2 技術的基準:「電気機械器具防爆構造規格における可燃性ガス又は引火性の物の蒸気に係る防爆構造に適合する電気機械器具と同等以上の防爆性能をゆうするものの技術的基準(IEC79関係)」
(例)「Ex de IICT6」…耐圧防爆構造(記号:d)および安全増防爆(記号:e)で、着火エネルギーによる対象爆発物の分類グループIICで、温度等級T6(最高表面温度:85℃)のガスまたは蒸気を対象
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メカニカルスイッチ事業推進部 マーケティンググループ
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