食品・飲料の製造工程の安全に適応した一体形充填機搭載用電磁流量計を販売開始
2008年11月5日
株式会社 山武
株式会社 山武
株式会社 山武(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:小野木聖二)は、変換器・検出器一体形のサニタリ形充填機搭載用電磁流量計MagneW3000 Hyper MGR11A(マグニュー3000ハイパー、以下、MGR11A)を開発、販売開始しましたことをお知らせします。
MGR11Aは、飲料などの充填機に搭載し、ペットボトル、缶、樽などの清涼飲料、炭酸飲料、ビールなどの酒類など定量充填するための流量計で、1本あたり1秒〜10秒程度といった短時間の充填において、高い再現性および環境的な耐久性を実現しています。
MGR11Aは、実際に装置を使用される充填機メーカー各社からのニーズ、評価をもとに製品開発を進めました。充填装置アプリケーションにおいては、充填量の管理、品質の管理が最終製品の状態管理にもっとも重要となります。MGR11Aでは充填機に搭載した場合における電磁流量計のサイズ、構造、再現性、使い勝手などの評価や、実際に充填機設置環境における評価も重点的に実施し、その結果、充填機全体として満足できる仕様に開発しました。
充填の体積誤差が最高±0.05%(測定する流体、装置構成により異なる)と高い充填精度を備え、しかも充填機から電磁流量計を取り外すことなく、充填システムにおけるCIP洗浄およびSIP殺菌に耐久できるライニングのサニタリ専用処理を全製品に実施し、長期安定性を実現しています。また現在の食品衛生法に基づくライニング、ガスケット材質の規定の溶出試験にすべて合格した専用の材質を採用し、接液部材質のトレーサビリティを確実に確保しています。外観の洗浄耐久性も十分に考慮し、製品の変換器部分、検出器部分ともステンレスケースを採用することで耐食性を向上させ、ケース外側にはシール、インクなど全く使用しないことで、インクの脱墨、シールのはがれなどによる万一の食品への混入などを防止することで、食品・飲料工場での「食の安全、安心」のニーズに応えています。
その結果、
- 最新無菌充填などに対応した品質向上とトレーサビリティの確立
- 高速で正確な充填量の管理による生産性の向上
- 需要の変化に伴う銘柄切り替え時の作業負荷の削減
MGR11Aの標準価格は仕様・構成により異なりますが、1台450,000円から、今後、食品・飲料業界の充填機を中心に積極的に販売を行い、売上3億円を見込んでいます。
当社は、グループ理念である「人を中心としたオートメーション」のもと、今回販売を開始する充填機搭載用電磁流量計MGR11Aで、お客さまとともに「安心・快適・達成感」を実現してまいります。

充填機搭載用電磁流量計 MagneW3000 Hyper MGR11A
●主な仕様
| 名称: | 充填機搭載用電磁流量計MagneW3000 Hyper MGR11A |
| 構造: | 変換器・検出器一体形 |
| ケース: | ステンレスケース |
| 流量: | 100mL/s〜800mL/sに対応 |
| 接続: | ISOクランプ接続 |
| 応答時間: | 100ms |
| サンプリング時間: | 6ms |
| ライニング: | 高温流体対応PFA(食品衛生法に基づく溶出試験合格) |
| 電極: | ステンレスSUS316L |
| ガスケット: | EPDM、カルレッツ、シリコン(すべて食品衛生法に基づく溶出試験合格) |
| 測定流体: | お茶、紅茶、コーヒー、ジュースなどの清涼飲料、炭酸飲料、ビール、日本酒などの酒類など |
| 流体温度: | 0〜100℃ |
| 洗浄: | CIP洗浄に対応 |
| 殺菌: | SIP殺菌に対応(最大140℃) |
- お問い合わせ
- 株式会社 山武 アドバンスオートメーションカンパニー マーケティング部 IP2グループ
TEL:0466-52-7027