研究施設向けに新風量制御システムを販売開始
−省エネで安全性の高い研究環境を提供−
2008年11月12日
株式会社 山武
株式会社 山武
azbilグループの株式会社 山武(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:小野木聖二)は、安全な研究環境を実現する「研究施設向け 環境制御システム」を開発し、11月13日より販売開始いたします。本システムは、研究・実験等で発生する有害な気体を瞬時に排気する高性能な風量制御システムであり、設備の利用状態に応じた制御を行うため、安全な研究環境と省エネルギーの両立に貢献します。
さまざまな化学物質、薬品等を扱う研究施設では、適切な実験用局所排気装置*(ヒュームフード)を設置して研究施設の安全な空気環境を継続的に守る必要があり、給排気の動力や、室内熱負荷処理の熱源エネルギーに多大なエネルギーが消費されています。そのため、安全性を高めながらも、ランニングコストの低減を望む施設管理者の声が多く寄せられていました。
「研究施設向け環境制御システム」は、風量コントロール製品と空調制御技術を一体化したシステムです。高性能の風量制御バルブがヒュームフード内の汚染空気の瞬間排気や、研究室内の給排気風量をバランスさせる厳密な室圧制御を行い、安全性を確保します。また、サッシセンサがヒュームフードのサッシ開口面積を計測し、必要な風量を演算します。さらに、人検知センサが研究者の在/不在を検知し、不在時には風量制御バルブに待機状態(通常より少ない風量)信号を送るため、無駄な排気風量が削減でき、省エネルギーを実現します。
本システムの価格は工事費別で50万円から、今後、研究施設、製造施設、病院等に積極販売し、3年後10億円の売上げを見込んでいます。

風量制御バルブ Infilex™ VN
●研究施設向け 環境制御システム 詳細
| 機能: | 室内の汚染空気の隔離が求められる研究施設において、室内空気の温度・気流・室圧等を厳密に制御するシステム。構成機器は、風量制御バルブInfilex™ VN(インフィレックスブイエヌ)、サッシセンサ、人検知センサ、モニタ等 | |
| 主要価格帯: | 50万円〜(ヒュームフード一台あたりのシステム。工事費別途) | |
| 販売目標: | 3年後10億円 | |
| 特長: | ・ | 風量制御バルブInfilex VNが安全で快適な実験室環境を実現(風量の変化に高速追従。室圧制御、温度制御機能を搭載) |
| ・ | 使用状況に応じた制御の適用で省エネルギーを実現(人検知センサが作業者の在/不在を検知し、最適な排気風量をコントロール) | |
| ・ | 当社ビル管理システムとの統合により、効率的な設備管理を実現 | |
| ・ | 従来の個別装置組合せ価格比20%減を実現 | |
当社は人を中心としたオートメーションの理念に則り、これからも研究施設で働く人々が快適で安心して作業に従事できる環境を提供してまいります。
*実験用局所排気装置:人体に有害なガスや溶液を使用する際に、そのガスや実験により発生するガスが流出し作業者や居住者の暴露がおこらないように、排気を行うために設けられる局所排気装置。大容量で24時間運転であるため、空調エネルギーコストに大きな影響を及ぼす。また、サッシの開閉により開口面の前面流入風速が急激に変化し、ガスが露出することもあるため、前面流入風速を一定にするコントロールを行い、研究者の安全の確保することが一般的とされている。
- お問い合わせ
- 株式会社 山武 ビルシステムカンパニー コミュニケーションマーケティング部
TEL:03-6810-1112