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燃料電池の燃料ガスの高露点計測品質向上に貢献する、卓上型鏡面冷却式露点計「FINEDEW™」専用ヒータユニットの販売開始

2008年12月17日
株式会社 山武

azbilグループの株式会社 山武(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:小野木聖二)は、気体中の水分量を計測する卓上型鏡面冷却式露点計「FINEDEW(ファインデュー)」を今年2月に販売開始しましたが、これと組み合わせて使用する専用ヒータユニットを開発し、12月18日より出荷を開始します。

燃料電池の燃料ガスや、熱処理炉の炉内雰囲気など、露点温度が周囲温度(25℃基準)より高い気体を計測する場合、計測気体が配管内で結露しないように、配管系全体を露点温度以上に加熱する必要があります。そのため一般的に、計測配管やセンサプローブ部分にリボンヒーターなどを巻きつけて加熱を行います。しかしながら鏡面冷却式露点計の場合、鏡面をメンテナンスするためにプローブの着脱をすることが多く、リボンヒーターを巻きつけては取り外すといった作業を頻繁に行う必要があります。計測条件が変わらないようにするため、リボンヒーターの巻き付け度合いをいつも同じように加減するには、熟練を要します。またリボンヒーターの巻き付けに不備があると、高露点計測が正しく行えない場合もあります。

FINEDEWは、従来の鏡面冷却式露点計で用いられているサンプリング方式ではなく、センサプローブ部分をスウェジロック社のユニオンティーチューブ継ぎ手を介して、計測配管系に直接挿入できる構造を採用しています。今回、このFINEDEWセンサプローブ部分の専用ヒータジャケットを2タイプ開発し、高露点気体の計測品質の向上に貢献します。ひとつは、ユニオンティーチューブ継ぎ手とセンサプローブをすっぽりとくるみ、着脱も容易な「ユニオンティーヒータジャケット」、もうひとつは高温高湿なチャンバー内にセンサプローブを設置して露点を計測する場合などにセンサプローブのボディを加熱する「プローブヒータジャケット」です。

ユニオンティーヒータジャケット(上)、プローブヒータジャケット(下)ユニオンティーヒータジャケット(上)、プローブヒータジャケット(下)

ヒータジャケットにはシリコンラバーヒーターを採用し、センサプローブ部分に効率よく熱を伝えます。また、制御用温度センサや温度ヒューズを内蔵しており、温度を的確に制御し、ヒータの空焚きによる発煙・発火を未然に防ぎます。

FINEDEW専用ヒータユニットの販売価格は、ユニオンティーヒータジャケット付のヒータコントローラが1台50万円、プローブヒータジャケット付のヒータコントローラが1台30万円から、主にメーカや大学・研究機関の燃料電池研究部門や燃料電池評価装置メーカなどへの販売を行っていきます。

FINEDEW専用ヒータユニット(FDW10H)
FINEDEW専用ヒータユニット(FDW10H)
お問い合わせ
株式会社 山武 アドバンスオートメーションカンパニー
マーケティング部
TEL:0466-20-2278
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