環境管理 - データ事例
- クリティカル環境管理システム
- データ事例
以下のデータは、クリティカル環境™管理システム CEMS(Critical Environment Management System)を導入した国立大学化学系実験室で、CEMSにより収集されたデータをもとに1ヶ月間の運用状況を解析したものです。
設備概要

| 局所排気装置: | 変風量ヒュームフード48台 変風量ウォークインフード2台 定風量アームフード48台 |
| 排気設備: | 排気ファン60,000m3/h |
| システムの特徴: | クリティカル環境™システムの適用 |
| ・ | 排気設備の容量:同時利用率の適用により、定格風量の53%で設計(最大同時利用率:30%、不在時平均サッシ開度:50%) |
| ・ | ヒュームフード面風速制御:風量制御バルブによる面風速一定(0.5m/s)制御 |
| ・ | 室圧制御(体積制御):排気風量と給気風量との風量差を一定に保つことによる室圧一定制御 |
| ・ | 使用状態適応制御:人検知センサにより作業者不在時の面風速を0.3m/sに削減 |
従来システムとクリティカル環境システムの比較

設備サイズ削減、省エネルギーによる省コストと安全性の両立が達成されていることがわかります。
(1) クリティカル環境™システム適用時との設備コスト削減効果
(2) クリティカル環境™システム適用によるエネルギー削減効果
| 従来システム | |
| 局所排気装置: | 定風量ヒュームフード48台 定風量ウォークインフード2台 定風量アームフード48台 |
| 排気設備: | 排気ファン106,980m3/h |
| *ヒュームフード、ウォークインフードは全開時面風速0.5m/sを定格風量として積算 | |
時間帯別設備負荷率

このグラフは設計値(60,000m3/h)に対する排気風量の負荷率を時間帯ごとに表したものです。
この建物では設計値に対してピーク時でも70%程度で運用されており、現状の運用ではさらにフードの増設が可能であるといえます。
一方、昼夜を問わずドラフトが使用されていることが読み取れ、化学系実験室では24時間安全に作業できる環境が必要であるといえます。
フード同時利用台数

このグラフは、1ヶ月間にヒュームフードおよびウォークインフードが利用された時間を同時に利用された台数ことに表したものです。
全50台中、常に1〜5台が使用されており、最大でも13台しか使用されていないことがわかります。
フードが同時にしようされる割合(同時利用率)を考慮した設備設計を行うことで、給排気設備の削減が可能です。
「クリティカル環境™」は(株)山武およびそのグループ企業の商標です。