卓上型鏡面冷却式露点計/FINEDEW(ファインデュー)

概要
最新の計測と制御技術を集結し、学術研究用途から産業用露点管理まで、さまざまな湿潤環境計測ニーズにお応えする卓上型鏡面冷却式露点計/FINEDEW™(ファインデュー)。
精度に信頼感が持て、小型・高速応答で取扱いやすい露点計をお探しのお客さまに是非おすすめします。
計測原理
FINEDEW(ファインデュー)のセンサプローブの検出部は、鏡面、鏡面を冷却・加熱するペルチェ冷却素子、鏡面の結露量を検出する二軸の光ファイバ、鏡面の温度を計測する白金測温抵抗体などで構成されています。
鏡面を冷却していき測定気体の露点温度以下になると、鏡面に露(霜)が発生しはじめます。すると投光側光ファイバから照射された光がこの露(霜)で散乱され受光側に戻ってくるようになります。この散乱光のレベルを検出して鏡面上の露(霜)を増えも減りもしない状態にペルチェ冷却素子を制御し、そのときの鏡面の温度を計測すると、それが露点(霜点)温度となります。
応答特性
FINEDEW(ファインデュー)の心臓部である検出部(鏡面、ペルチェ冷却素子、測温抵抗体など)全体の小型化により、熱容量が小さくなり従来の鏡面冷却式露点計に比べ格段に速い応答性が実現できました。
特長
- 精度に信頼感のある鏡面冷却式を採用
JISにも規定され、ユーザーの間で精度に最も信頼感のある鏡面冷却式を採用しています。FINEDEW(ファインデュー)は、従来の鏡面冷却式の信頼感に手軽さを加えました。
- 計測環境に直接挿入が可能
小型化とともに、従来の鏡面冷却式露点計では常識だったサンプリング方式ではなく計測環境にセンサプローブを直接挿入(直挿)できる方式を採用しました。
- 今までにない超小型センサプローブ
FINEDEW(ファインデュー)のセンサプローブは、従来の鏡面冷却式のセンサプローブに比べ、体積比で1/100以上の小型化を実現しています。
- 選べる2つのセンサプローブ
FINEDEW(ファインデュー)には、小型化を追求したS型プローブと、より低露点計測が可能なL型プローブの2種類を品揃えし、用途に応じて使い分けることができます。
- 高露点雰囲気に秀でる
高露点環境の計測は、鏡面冷却式にとって、鏡面をわずかだけ冷却すれば計測できる得意領域です。FINEDEW(ファインデュー)は、計測環境への直挿機能や、専用のヒータユニットと相まって、高露点計測に手軽さをもたらしてくれます。
- 山武の持てる技術を総合力として発揮
FINEDEW(ファインデュー)は、弊社が誇るPID制御技術や光電検出器の技術を最大限活用しています。校正には、計量法に基づく校正事業者登録制度により、「湿度」の区分で登録事業者に登録されている弊社計測標準センターによりトレーサビリティーが確保されています。
仕様
| 項目 |
S型 |
L型 |
| センサプローブ部 |
計測露点温度範囲
|
0 〜 25℃DP(@25℃) |
- 30 〜 25℃DP(@25℃) |
| 55 〜 80℃DP(@80℃) |
25 〜 80℃DP(@80℃) |
| 75 〜 100℃DP(@100℃) |
45 〜 100℃DP(@100℃) |
| 動作温度範囲 |
− 20 〜+ 100℃ |
− 20 〜+ 100℃
(ただし放熱器部分は60℃まで) |
| 動作露点範囲 |
− 40 〜+ 100℃DP(ただし結露なきこと) |
| 精度 |
± 0.5℃DP |
| 耐圧 |
1MPa 未満 |
| ペルチェ素子 |
2段 |
| 最大冷却能力 |
30℃(@25℃) |
60℃(@25℃空気中) |
| 冷却方式 |
自然空却 |
強制空却(ファン内臓) |
| コントローラ |
動作温度範囲 |
0 〜 40℃(中継ボックスを含む) |
| 動作湿度範囲 |
10 〜 95%RH(中継ボックスを含む) |
| 電源圧力 |
85 〜 264VAC |
| アナログ出力 |
0 〜 10V ( 1 〜 5V )または 4 〜 20mA |
| デジタル出力 |
無電圧接点 2A 250VAC / 30VDC |
| 通信出力 |
RS-485準拠 |
| 質量(センサユニット + コントローラ) |
3.5Kg |
3.7Kg |
|
