他システムとの違い
「きくばり™」は快適を感じさせない「快適空間」の創造
それはゆるぎない空調設計思想から。一人ひとり家造りにこだわりがあるように、空調設計も一軒一軒異なります。オーダーメイドの快適空間づくりのために「きくばり」は妥協を許しません。
それは時として、お客様を戸惑わせてしまうことがあるかもしれません。
常にワンランク上の全館空調を目指して、日夜研究・開発が続いています。さらにすでに納入いただいたオーナー様にご協力いただいての実験は、次世代の全館空調づくりに活かされています。
計測と制御の技術を様々な面に活かして誕生した「きくばり」
山武は過去30年にわたって住宅関連事業に取り組んできました。セントラルヒーティング、床下暖房などのサーモスタットやコントローラそして「きくばり」に標準装備されている電子式エアクリーナがその代表的な例といえます。
この長い歴史で培ってきた住宅関連事業の中の計測と制御の技術。さらに全館空調において実績と最先端の技術を有している、北米の専門家を招き、個々の家に即した全館空調づくりのあり方を徹底的に学びました。そして日本の環境に合わせるための検討と実証実験を行い、この過程において、全館空調の快適性は機械の性能もさることながら、施工の品質にも大きく左右されることを再認識しました。
コントロールパネルを制御する技術
コントロールパネルはシステムの中枢部。米国・環境保護庁(EPA)のENERGY STAR省エネルギー基準に準拠しています。生活パターンに合わせて1日を4つの時間帯に分け、1週間28パターンのプログラミングが可能。快適と省エネをバランスよく保ちながら運転します。
コントロールパネルは「きくばり」の頭脳。空調機・室外機をはじめ換気装置、電子式エアクリーナの制御に山武の技術が活躍しています。
標準採用の電子式エアクリーナー
じん埃粒子は、大気に自然に含まれるものと、ばい煙などのように人間が作り出したものがあります。自然に含まれるものは1マイクロメートル〜100マイクロメートルの大きさです。
また自然に含まれるもの、人間が作り出したものを問わず、浮遊塵埃の99%が1マイクロメートル以下の微粒子です。
ひとつの部屋の空気を100%循環させるためには10分以上の時間が必要です。
じん埃を捕らえるために必要な時間は下表のとおりです。
10マイクロメートル以上の粒子は、空気清浄機に届く前に床に落ちてしまうので、一般の家庭用空気清浄器などについているメッシュフィルタでは家庭内で生じた粒子数の5〜10%、重量では75%〜95%が集じんできないことになります。一方数の上では99%を占める1マイクロメートル以下の粒子の沈殿時間は長いので、電子式エアクリーナで除去されることになります。浮遊塵埃を吸着する性能が高くても、そこまで塵埃が運ばれなくては意味がありません。そこで1軒ごとに送風量の計算が行われます。「きくばり」では実験住宅と電子式エアクリーナ実験結果に基づき送風機(FAN)アクリーナを連動運転させるシステムとして設計されています。
一貫体制だからいつまでも安心
全館空調の知識に精通した営業担当者がお客様の様々な疑問・問題点にお答えいたします。個々のお客様の設計図に沿って、空調機の配置、ダクトの位置、吹き出しの位置、排気口、電子式エアクリーナやコントロールパネルの設置位置の説明、確認を行います。
「きくばり」導入決定後は、建築会社様と山武の設計担当によりさらに詳細な打ち合わせに入ります。
まず、住宅に最適な空調機を選ぶための空調負荷計算。必要風量、ダクトの太さ、長さ、曲がり具合などからダクトを通る風の抵抗(圧力損失)を求めることで風量が決まり送風機の選定を行うことができます。
さらに送風は機械の機能や効率だけでなく、制御方式が重要な役割を担っています。