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TOPページ>製品・サービス>青果物のトレーサビリティシステム トレースナビ>トピックス>What's New

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トレーサビリティシステムの普及に向け、生産者、農協向けの生産支援ソフトウエアを開発。
生産履歴のデータベースが簡単に作れ、生産管理・品質管理・労務管理が楽になるとともに消費者、販売先にアピールできます。

株式会社山武は、食品のトレーサビリティシステムに連動した生産履歴データベースシステムと、営農支援・情報公開システムを一つに統合した生産支援ソフトウエア「トレースナビ」〜生産支援システム〜を開発、販売を開始します。
本システムの構成はハードウエアとして、
  ・サーバ用パソコン
  ・OCR用スキャナ
  ・OCR帳票作成プリンタ
  ・インターネット接続機器
から構成され、パソコンに生産支援統合パッケージを搭載して農協などの生産団体に設置するものです。

一般的な使用方法
生産者は、農薬・肥料、その他資材の使用、時期及び作業内容などの生産履歴情報を用紙に手書きで記入し、農協に持参します。農協は用紙をOCRで読み込み、生産履歴データベースを作成。管理を行います。
このデータベースを使iい、農協は消費者や販売先からの要望に沿った生産履歴情報を簡単に公開することができます。また蓄積した情報をもとに、生産者に対する営農指導、資材選定、技術改善のアドバイスを行うことができます。

開発の背景
山武は、平成13年度からトレーサビリティシステムの構築に取り組み、平成14年3月には農産物の生産・流通、小売の生産・流通情報を管理するシステムを国内で初めて開発しました。
(製品名「お野菜どこからナビ」:現在は「トレースナビ」と改称)
同年、農林水産省総合食料局の安心・安全情報提供高度化事業を青果物EDI協議会で受託、その一員として開発・実証試験を重ねて参りました。
平成15年度は農林水産省消費安全局のトレーサビリティシステムの開発・実証試験を選果場及び食品加工場のテーマで青果物EDI協議会が受託し、その一員として参加しています。

トレーサビリティシステム普及の障害を解決
食に対して消費者から安心と信頼を得るためには生産、流通、加工、小売の各段階において食の安全性を確保し、その情報を提供すること求められています。その対応の一つとしてトレーサビリティシステムは期待されています。
トレーサビリティシステムは食のフードチェーンにおける生産履歴、流通履歴などを作成し、遡及と追跡が出来ることとされていますが、全国の生産者・団体、流通企業、加工企業、小売企業、消費者等の意見や要望を聞いたところ、流通、加工、小売企業、消費者が強く求めているのは第一には生産履歴や品質情報であることが分かりました。

生産段階では、すでに責任を担保するための記帳運動を展開しています。しかし多くの生産者を抱える農協では、紙による記帳だけでは保管や情報提供のための経費や労力的負担が大きいため、データベース化が必要となってきています。また一方、生産履歴や品質情報をデータベース化するには経済的にも労力的にも負担が大きすぎることがわかりました。これまでの生産履歴のデータベース化は生産者自身が直接パソコンを購入してデータを入力したり、生産者が作成した記帳データを農協でパソコンに代行入力をしたり、他の委託企業に代行入力を依頼するものでしたので、労力や費用等の理由により参加できる農家や農協は限られていました。トレーサビリティシステムは生産、流通、加工、小売の情報連携が必要で、生産段階の参加率が低いことは普及の障害となっていました。

簡単に生産履歴データベースが作成できるシステムの開発に成功
そこで今回、生産段階の参加を容易にするため生産者は配布された記帳の用紙に履歴を記載するだけ済み、農協ではその用紙をOCRでパソコンに読み込ませることにより、生産履歴データベースが簡単に作成できるような仕組みの開発に成功しました。
また、品目や用途により農協毎に様々な記帳の様式に関しては、生産者や管理者の負担を減らすため、柔軟なカスタマイズ機能を搭載。参加しやすい環境を用意しました。
さらに、データベース化した生産履歴の情報を活用し、営農や運用管理の支援を行うことが重要であると考え、様々なニーズのお応えできる豊富な機能を用意しています。

トレースナビ生産支援システムの特長
  1. OCR入力をサポートすることによりデータベースが簡単に作成できます。
    また希望する生産者に対してはパソコン、携帯等のITを利用した入力も同時にサポート。より詳細なデータベースを作成できます。
  2. スタンアローンでも利用できますが、ネットワーク対応をしているため、インターネットを利用することにより、農協のセンターに生産履歴のサーバを設置すれば、支所からも入力が可能です。コストやサーバ管理費用や労力の低減、農協全体での管理・集計が可能となります。
  3. 食品のトレーサビリティとしての基本要件である生産履歴のデータベース化はもとより、安全性確保の為に求められている内部監査や、外部監査を支援するために農薬や肥料の管理、チェックを行うことが出来ます。
  4. 消費者に公開する商品・品質・安心などの情報画面作成をサポート。産地や農産物の情報や農薬や肥料の使用履歴などの情報作成を簡易に行うことができます。インターネット上で公開するだけでなく、帳票出力、ファイル転送などに対応可能となっています。なお、公開内容の数や質にについては、ご希望で自由に選択することが出来ます。
  5. 営農支援、販売支援の為の栽培、品質、土壌、資材、生産、労務データの集計、分析、帳票の出力が可能。生産管理、品質管理(安全管理)、販売管理の支援ツールとして利用できます。
  6. 既に導入されているトレーサビリティシステムや、営農・生産管理を目的とした既存のシステムを活かすため、JAや企業で導入済みの生産履歴システム、ホームページ公開システムなど既存システムとの連携、他のシステムとの接続・情報交換を容易とする工夫が随所に盛り込まれています。
  7. 選果機、集出荷システムデータとの連携で生産・集荷業務の効率化と緻密な生産管理が可能になります。
  8. 「トレースナビ」〜流通履歴システム〜をご活用いただくことにより、生産〜流通のトレーサビリティシステムが容易に構築できます。
  9. サーバのシステム運用がむずかしい農協に対しては山武が管理するデータセンタで管理代行、保守メンテサービスの体制を用意しています。
  10. ASP(Application Service Provider)に対応。月額利用が可能です。

本システムは、平成15年度農水省トレーサビリティシステム導入促進事業の補助対象となっています。
JA秋田ふるさと様では、様々なシステムの検討を行った結果、機能、性能や使いやすさ、トレーサビリティシステムへの移行のし易さなどから判断し、採用を決定していただきました。また鹿児島経済連様が実施されるトレーサビリティシステムの実証試験においては、アプリケーションサービスプロバイダーとしてシステム運用を受託しました。

システム価格は生産者、生産団体の規模や要求仕様により異なります。
上記システム構成機器と 設置サポート費用を含み約100万円から導入可能で、OCRのカスタマイズ、インポートのカスタマイズ等を行う場合でも最大400万円程度で導入が可能です。またスキャナーを不要とする小規模の生産者には50万円程度で導入が可能です。
なお、「トレースナビ」以外の出荷システムや卸売市場流通履歴システム、小売店における情報開示システム等と連携でトレーサビリティシステムを構築できます。また品目としては、青果物や米穀だけでなく、畜産等他の品目の生産履歴にも対応できるよう基本設計がされているため、追加開発にご要望に低コストで対応いたします。


2003年11月4日発表


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